F16訓練「既に開始」 EU外相、供与容認を歓迎

F16戦闘機=2022年10月(ゲッティ=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は22日、ウクライナへのF16戦闘機供与に関連し「(ウクライナ軍の)パイロットの訓練は既に始まっているようだ。近いうちに供与できるようになることを願っている」と述べた。ブリュッセルでのEU外相理事会に到着後、記者団に語った。

 ボレル氏は、米国が欧州の同盟国によるF16供与を容認したことに歓迎の意を表明。ウクライナにとってF16は必要だと指摘した。F16はEU加盟国のオランダ、ベルギー、ポーランド、デンマークなどが保有。パイロットの訓練には数カ月かかる見通しとされる。

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