NY株続落、140ドル安 FRBの利上げ継続を警戒

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】週明け22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前週末比140.05ドル安の3万3286.58ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続への警戒感から売りが優勢となった。ただ、米政府の債務上限問題の行方を見極めようと様子見ムードも強く、値動きは限られた。

 この日はセントルイス連邦準備銀行のブラード総裁が年内に0.5%利上げする必要があるかもしれないと発言したのを受け、利上げ長期化の可能性が意識されて投資家心理が悪化した。一時は220ドル近く下げた。

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