地域の憩いの場に 県有林で植樹「栃木トヨタの森」

 森林の保全活動を通じてカーボンニュートラルを目指そうと、宇都宮市の自動車販売会社が22日、那須烏山市で地域の小学生とともに植樹を行いました。

 植樹が行われたのは、那須烏山市小原沢の那珂川国民休養地の一画「栃木トヨタの森」です。栃木トヨタ自動車は、栃木県と「企業等の森づくり推進事業」の協定を結び、カーボンニュートラルの実現に向けた森林の保全活動に取り組んでいます。

 今回の植樹はその活動の一環として、地域の人たちの憩いの場にしようというもので社員と、地元の境小学校の5年生と6年生、あわせて約60人が参加しました。

 2500平方メートルほどの敷地に植えられたのは那須烏山市の花、コブシや国見地区で栽培が盛んなミカンなどの4種類、合わせて30本ほどです。参加した児童たちは元気に育つように願いながら楽しそうに作業をしていました。

 そしてカスミソウの花の種と児童が書いたメッセージカードをつけた風船を空に飛ばしました。

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