大相撲、炎鵬と千代の国が休場 夏場所9日目まで全敗

炎鵬、千代の国

 大相撲の西十両3枚目、炎鵬(28)=本名中村友哉、石川県出身、宮城野部屋=と、西十両9枚目、千代の国(32)=本名沢田憲輝、三重県出身、九重部屋=が夏場所10日目の23日、休場した。ともに9日目まで9戦全敗。

 炎鵬は場所前に首を痛めていた。

 千代の国は「両膝半月板損傷、左変形性膝関節症」との診断書を提出した。このまま全休すれば、来場所は幕下転落が確実な状況。

 休場は、炎鵬が新型コロナウイルス関連の2021年秋場所以来で3度目。千代の国は昨年春場所以来で24度目。今場所の十両以上の休場者は小結若隆景、幕内高安、遠藤に続いて5人となった。

© 一般社団法人共同通信社