こども・女性・障害者支援センター新庁舎 長崎・佐世保、知事ら開所祝う

テープカットで開所を祝う大石知事(中央)ら=佐世保市万徳町

 長崎県北や壱岐・対馬の福祉行政の中核を担う県の佐世保こども・女性・障害者支援センターが、佐世保市万徳町に新しく建て替えられ、22日に開所式があった。
 センターは、児童相談所と身体障害者更生相談所、知的障害者更生相談所を統合し、配偶者暴力相談支援センターの機能を加えて2007年に発足。旧庁舎は築50年と老朽化していたため、隣地に総事業費約9億9千万円で建て替えた。
 鉄筋コンクリート3階建て。旧庁舎の約2倍の1900平方メートルの広さを確保した。バリアフリーに配慮し、個室を増やすなど一時保護児童の受け入れ態勢を充実させた。開所式で大石賢吾知事は「使いやすく、訪れやすくなるよう取り組んでいく」とあいさつした。

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