北京―札幌便、7月に再開 コロナ禍、3年4カ月ぶり

 中国国際航空が、新型コロナウイルス禍を受け運航を停止していた札幌(新千歳)と中国・北京を結ぶ定期便を3年4カ月ぶりに再開することが23日、分かった。7月11日から週2日往復する。同社によると、感染拡大以降、新千歳と中国本土との路線再開は初となる。感染拡大前は毎日運航していた。

 北海道によると、新千歳空港は2020年2月時点で、上海や天津など中国の10空港との定期便があったが、同年3月までに全て休止された。

 19年度に道内を観光した訪日客のうち、中国本土からが約24%を占め、国・地域別で最多だった。北京路線の再開で訪日客の増加が期待される。

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