鳥取県がアピールする「白うさぎ年」を盛り上げようと、智頭急行(本社・智頭町)は、列車の乗車記念としてかわいらしい白ウサギをあしらった「白兎年乗車記念 鉄印」を智頭、大原、上郡駅の3駅で記帳している。12月31日までの期間限定。
赤い目が特徴的な2匹の白ウサギと、特急スーパーはくとの正面を青色のインクでハンコ風にデザイン。中央には「智頭急行」と大きな字で書き、一目で同社と分かる鉄印となっている。
鉄印は、利用客の減少や観光客の誘致に課題を抱える地方鉄道を支え、新たなローカル線の旅を提案しようと、第三セクター鉄道等協議会に加盟する40社で実施している。各社窓口で販売する鉄印帳を購入し、当日の乗車券を提示した上で記帳料を支払うと、各社の鉄印を入手できる。
担当者は「期間限定なので、この期を逃したら二度と記帳できない。ぜひ手に入れて」と呼びかけている。