サミット応援警察官の「離県式」 広島県知事が謝意

「離県式」であいさつする広島県の湯崎英彦知事=23日午前、同県坂町

 先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の警備で全国から集まった応援の警察官が広島県を離れる「離県式」が23日、同県坂町で開かれた。湯崎英彦知事は「皆さまの活躍でサミットを成功裏に終えられた」と謝意を示し、応援部隊をねぎらった。

 湯崎知事は「無事、警備を完遂できたのは、応援部隊と地元の広島県警が一体となって実力を発揮した結果だ」と強調。森元良幸県警本部長が応援部隊の代表者に感謝状を手渡した。

 県警によると、サミット警備には全国から最大時で約2万1千人の応援警察官が参加した。主会場のホテル周辺や首脳が訪れた平和記念公園、世界遺産・厳島神社のある宮島の警戒、要人警護に当たった。

© 一般社団法人共同通信社