乳児の遺体をバケツに入れ放置 死体遺棄罪で21歳女を起訴 自宅で出産、浴槽内に 千葉地検松戸支部

千葉日報

 乳児の遺体を自宅に放置したとして、千葉地検松戸支部は22日、死体遺棄の罪で東京都江戸川区、無職、森田菜々佳容疑者(21)を起訴した。認否を明らかにしていない。

 起訴状などによると、4月27日ごろ、自宅アパートの浴室内で、出産した乳児の遺体をバケツに入れて浴槽内に置き、浴槽のふたを一部閉めて遺棄したとされる。

 千葉県警によると、同29日に柏市のホテルから通報があり、駆け付けた警察官がトイレで胎盤を発見。直近でホテルを利用していた被告に事情を聴き「自宅で赤ちゃんを出産し放置した」と話したことからアパートを捜索し、遺体を発見した。被告は5月2日に死体遺棄容疑で逮捕された。

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