茶殻入り肥料で栽培「Teaモロコシ」静岡・島田市で本格販売スタート お茶の複合作物産地化目指す 23日

茶産地ならではの茶ガラ入りの肥料を使って栽培した環境循環型農作物「Teaモロコシ」が23日から本格的に静岡・島田市で販売が始まった。

「Teaモロコシ」はJA大井川が、お茶の複合作物として産地化を目指しているもので、お茶の製造過程で出る茶殻を混ぜた肥料を使って栽培している。茶殻には「茶ポリフェノール」や「セルロース」「アミノ酸」などが豊富に含まれ、良質な土づくりとトウモロコシの食味の向上が期待でき、甘くてジューシーだという。2023年は金谷地区の4人の生産者が30アールで栽培に取り組み、長期間楽しんでもらえるようにと2022年より1か月早く販売を始めた。「Teaモロコシ」は島田市のKADODE OOIGAWAで7月上旬まで販売を予定している。

© 株式会社静岡第一テレビ