東京の精神科病院を指導 厚労省と都、診療報酬巡り

厚生労働省

 厚生労働省と東京都は23日、看護師らによる患者暴行事件があった八王子市の精神科病院「滝山病院」に対し、診療報酬の請求が適正かどうか調べるため、国民健康保険法に基づき指導に入った。

 関係者によると、診療報酬の不正に関する情報提供があった。カルテと診療報酬明細書(レセプト)を照合したり、院長らから話を聞いたりして確認を進める。

 滝山病院を巡っては、都が看護師が患者の頭を殴るなどした暴行2件を虐待と認定。医療法などに基づく改善命令を4月に出し、病院は5月に改善計画を提出した。

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