3部降格のマラガ、CLベスト8の黄金期を支えた「世界的スター」10選手。イスコ、サビオラ…

先日スペイン2部で19位以下になることが決定し、プリメーラ・フェデラシオン(3部)への降格が決まったマラガ。

2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグの準々決勝にまで進出したが、オーナーのアル・サーニー氏による投資が絞られたことから急激にクラブが衰退し、来季は1998年以来25年ぶりとなる3部リーグを戦うことになった。

今回はチャンピオンズリーグにも出場したマラガの「世界的スター選手」を改めて振り返ってみよう。

ウィリー・カバジェロ

マラガ所属:2011~2014

カメルーン代表GKカルロス・カメニとポジションを争ったウィリー・カバジェロ。後にマンチェスター・シティとチェルシーでゴールマウスを守ったスキンヘッドの守護神は、エルチェから2011年にマラガへと加入し、2014年までレギュラーを務めた。

マルティン・デミチェリス

マラガ所属:2011~2013、2017

アルゼンチン代表とバイエルン・ミュンヘンで長く活躍したことで知られる名DFデミチェリス。ドイツで7年にわたってプレーした後、2011年にマラガへと加入した。2013年に退団してアトレティコ・マドリー、マンチェスター・シティ、エスパニョールに所属したが、2017年に復帰した。半年後に引退したあともコーチとしてしばらくチームに残っている。

ロケ・サンタクルス

マラガ所属:2012~2014、2015~2016

デミチェリスと同じくマラガに2回所属した貴重な選手の一人。マンチェスター・シティから2012年にローンで加入して完全移籍。一度メキシコに去ったが、半年後にローンで呼び戻されている。41歳の現在もパラグアイリーグで選手として活躍中の鉄人。

ジェレミ・トゥララン

マラガ所属:2011~2013

全盛期は世界屈指の守備的ミッドフィルダーとしてフランス代表でも活躍したトゥララン。ナントでブレイクした後にリヨンへと移籍し、国内最強クラブの中核を担った。その後2011年にマラガへと加入し、2シーズンに渡ってプレーしている。

イスコ

マラガ所属:2011~2013

レアル・マドリーで長くプレーした名MFイスコ。アトレティコ・ベナミエルから2006年にバレンシアへと移籍して評価を高め、2011年にマラガへと加入。その2年間で69試合に出場して大きなインパクトを残し、レアル・マドリーへ引き抜かれていった。

ハビエル・サビオラ

マラガ所属:2012~2013

バルセロナでもプレーした「コネホ(うさぎ)」ことサビオラ。様々なクラブを渡り歩いた彼もマラガの一員だった。レアル・マドリーとベンフィカを経て2012年に加入し、オリンピアコスへと去るまで1シーズンのみ所属している。

ホアキン

マラガ所属:2011~2013

ベティスの旗手となったホアキン。彼もマラガの黄金期に所属した選手だ。2006年にベティスを離れ、バレンシアを経てマラガに加入し2シーズンを戦った。その後フィオレンティーナを経てベティスに戻り、それからずっと同クラブに所属してきた。今季で惜しまれつつも現役引退。

ルート・ファン・ニステルローイ

マラガ所属:2011~2012

オランダのレジェンドストライカーであるファン・ニステルローイが現役最後の日を過ごしたのがマラガであった。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、そしてハンブルガーSVでプレーした後、2011年に加入。晩年であったこともありなかなか結果は残せなかったが、ファンには大歓迎を受けた。

サンティ・カソルラ

マラガ所属:2011~2012

のちにアーセナルでも活躍を見せるスペインの魔術師サンティ・カソルラ。両足を同じように扱う天才的な司令塔は、2011年にビジャレアルからマラガに加入。移籍金はなんと2000万ユーロに達していた。

ナチョ・モンレアル

マラガ所属:2011~2013

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サンティ・カソルラと同じく後にアーセナルへと移籍するナチョ・モンレアル。オサスナから2011年に600万ユーロで加入し、チャンピオンズリーグでも活躍。2013年1月に1000万ユーロでイングランドへと去っていった。

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