東海道線電車が貨物線に誤進入 信号見間違え

JR東日本のロゴマーク

 23日午前6時半ごろ、神奈川県鎌倉市のJR東海道線大船駅近くで、国府津発高崎行き普通電車が誤って貨物線に進入した。JR東日本横浜支社によると、男性運転士が信号を見間違えたのが原因で、その後、止まる予定だった4駅を通過。ダイヤが乱れ、約1万5千人に影響した。

 大船駅の手前約1キロの東海道線と貨物線が分岐する地点で、運転士が本来従うべき信号の近くにあった貨物線の信号を見て進行したという。

 電車は停車予定だった横浜駅などを通過し、川崎市の武蔵小杉駅で急きょ停車。乗客は約2千人で、上下計11本が最大28分遅れた。

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