東証反落、終値3万0957円 129円安、利益確定売り優勢

東証

 23日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は9営業日ぶりに反落した。終値は前日比129円05銭安の3万0957円77銭。朝方は買い注文が先行し、取引時間中として約33年ぶりの高値を付け、前日に続いてバブル経済崩壊後の最高値を更新。その後は急速に値上がりした反動で、当面の利益を確定するため売り優勢に転じた。

 1日を通した平均株価の変動幅は500円を超え、荒い値動きとなった。東証株価指数(TOPIX)は14.41ポイント安の2161.49。出来高は約14億1800万株。

 前日終値からの下げ幅は一時200円を超えた。

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