控訴を棄却 千歳コインロッカー遺棄事件 札幌高裁

出産間もない男児を殺害・遺棄し殺人などの罪に問われた小関彩乃被告の控訴審で、札幌高裁はきょう、一審判決を支持し、被告の控訴を棄却しました。小関被告は去年5月、札幌のホテルで出産した男児を浴槽に沈めて殺害し、死体をJR千歳駅構内のコインロッカーに遺棄したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われ、一審の札幌地裁で懲役5年の実刑判決を言い渡されていました。きょうの判決で札幌高裁の成川洋司裁判長は、「男性との関係が絶たれることを恐れたことが動機」などと一審判決を支持し、小関被告の控訴を棄却しました。

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