去年の松山市の観光客 コロナ前の8割に回復 外国人観光客は3倍に増加

去年1年間に松山市を訪れた観光客は、推定で478万5600万人で、コロナ前のおよそ8割まで回復したことがわかりました。

松山市によりますと、去年1年間に松山市を訪れた観光客は推定478万5600万人で、前の年を20.9%上回りました。

国が始めた全国旅行支援による旅行需要の回復や、3年連続で修学旅行の受け入れが過去最高となったことなどが要因と見られていて、観光客数はコロナ前の2019年のおよそ8割まで回復しました。

特に、外国人観光客は推定1万7400人と、去年10月に国の水際対策が緩和されたことなどから、前の年のおよそ3倍に増えています。

野志克仁市長
「観光産業にも回復の兆しが見えて1年でした。一方で、全国での観光地間の競争や感染再拡大のなども考えられ、市民のみなさんや関係者と一丸となり、観光産業の回復に向けて賑わいを取り戻していきたい」

市は、大阪・関西万博を再来年に控える中、関西を訪れる外国人観光客の誘客に向け、今後取り組みを進める方針です。

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