まさかのアーセナル無視!元マンU戦士がズバリ「来季シティに挑戦できるのはユナイテッド、チェルシー、リバプール」

“本命ライバル無視”がちょっとした話題になっている。

今シーズンのプレミアリーグでは、19年越しの覇権奪回を目ざすアーセナルが長らく首位を走り続けていたが、終盤で失速。対照的に王者マンチェスター・シティが怒涛の追い上げを見せ、最終節を前にシティの3連覇で優勝争いに終止符が打たれた。

それでもシティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も、「我々を限界まで追い詰めた。彼らは勝者であり、並外れたチームだ。私たちに挑戦し続けるだろう」と語るなど、王者を苦しめたアーセナルを称える声は少なくない。

当然、「来シーズン、シティ4連覇の前に立ちはだかるだろう」という見方が大半を占めているが、ロビー・サベージ氏の考えは異なるようだ。

マンチェスター・ユナイテッドのユース出身で、レスターなどでもプレーした48歳の元ウェールズ代表は、『BBC Radio 5 Live』でこう言い放った。

「マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプールは、来シーズン、マンチェスター・シティにチャレンジできる3チームだ。ただ、彼らを追い詰めるには、95ポイント獲得する必要がある」

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複数のメディアがこの興味深い発言を取り上げるなか、英メディア『SPORT BIBLE』も注目。「アーセナルはタイトルにチャージをかけたにもかかわらず、サベージは来シーズンのリーグ戦を予想する際、ミケル・アルテタのチームを見落としている」と伝えた。

「彼はユナイテッド、チェルシー、リバプールが、2023-24シーズンにペップ・グアルディオラのチームに対抗すると考えている。エリク・テン・ハーフのチームは、今年の初めにシティを破り、一時的にタイトルを狙った。リバプールは長年シティと互角に渡り合ってきたが、残念な戦いを強いられている。しかしサベージは、ベストな状態に戻ると確信しているようだ。

チェルシーについては、酷いシーズンを展開し、ボトムハーフに沈むことが確実視されている。昨夏と1月の移籍市場で多くの選手を獲得したが、グレアム・ポッターやフランク・ランパードのような監督がチームのベストを引き出せず、効果はなかった」

サベージ氏の目論見通り、アーセナルの快進撃は1年で終わってしまうのか。今シーズンが終了する前から、早くも来シーズンの予想が始まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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