立民、福島新2区に玄葉元外相 馬場氏は比例単独1位

 立憲民主党の岡田克也幹事長は23日の記者会見で、衆院小選挙区定数「10増10減」で福島県の選挙区が5から4に減ったことを受け、次期衆院選の新2区に玄葉光一郎元外相(福島3区)を擁立すると発表した。「玄葉氏であれば選挙区で勝てる可能性がかなり高い」と判断理由を説明した。地盤が重複する馬場雄基衆院議員(比例東北)は、比例東北ブロックの単独1位に回る。

 常任幹事会でこうした方針を承認した。岡田氏は「決めたのは次回の衆院選対応のみだ」と述べた。立民福島県連は選挙区候補と比例候補を選挙ごとに入れ替える「コスタリカ方式」の導入を求めていた。

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