阿武隈急行2022年度は約6億円の赤字 地震による運休やコロナが影響

阿武隈急行の2022年度の決算が発表され、営業損益は約6億円の赤字となりました。

阿武隈急行では2022年3月の福島県沖地震で一部区間で3カ月以上にわたり運休が続いたことや、新型コロナウイルスの影響で2022年度の利用者数が過去最低の約130万人となりました。

23日の取締役会で発表された2022年度の決算は、利用者数の減少に加え燃料費の高騰などが影響し営業損益が約6億円の赤字となりました。

阿武隈急行菅原久吉社長「2023年度はこれまでのイベントを全て復活させ沿線地域内、沿線地域外の利用者の掘り起こしに全力を尽くしていきたい」

阿武隈急行は、利用者の増加に向けてツアー会社と連携したイベントの実施などを目指したいとしています。

© 株式会社東日本放送