広島の強盗、男1人逮捕へ 身柄移送、2千万円超被害

広島県警本部

 昨年12月、広島市西区の時計買い取り店舗兼住宅で2千万円相当以上の金品が奪われ、住人3人が負傷した事件で、広島県警が24日にも、強盗殺人未遂と住居侵入の疑いで男1人を逮捕する方針を固めたことが23日、関係者への取材で分かった。男は東京都内の強盗事件に関与したとして逮捕、起訴されており、広島県内に同日移送された。

 事件は昨年12月21日夜発生。親子3人が住む店舗兼住宅に複数の男が押し入り、息子(50)の頭を工具のような物で殴り、両親にも暴行してけがを負わせ、現金約250万円と腕時計など130点以上(約2439万円相当)を奪ったとされる。息子は現在も意識不明の重体という。

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