【移籍】レアルのヴィニシウス獲得へリバプールが準備。クロップが「側近」と接触

レアル・マドリードとは2024年で契約満了、27年までの更新が有力視されるが…

イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが、スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)の獲得に向けて検討を開始したという。スペインメディア『デフェンサ・セントラル』が5月23日に報じた。

近い将来のバロン・ドール獲得候補の一人に挙げられるストライカーは、今季ラ・リーガ30試合・10得点・10アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)12試合・7得点・5アシストなど、公式戦通算54試合・23得点・21アシストと活躍している。レアル・マドリードとの契約は2024年6月までだが、間もなく契約更新が発表される予定だ。2027年までの契約になると見られる。

しかし今回、衝撃的とも言えるバレンシアでの大規模かつあからさまな人種差別行為がヴィニシウスに向けて行われた。そのショックも大きいというが、同メディアはその問題の前から22歳のFWは移籍の可能性について周囲に語っていたともレポートしている。

そうしたなか同メディアいよると、リバプールのユルゲン・クロップ監督が状況を整理し、ヴィニサイドの“側近”と接触しているというのだ。ヴィニシウス本人は白い巨人でプレーを続ける意思を固めているとも言われるが、“万が一”何かがあった時のために“準備”をしているそうだ。

また、フランス代表FWキリアン・ムバッペの所属するパリ・サンジェルマンも、ヴィニシウスの獲得を検討しているとも言われる。

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