【中国】リケン、浙江寧波に車部品の合弁会社[車両]

自動車エンジン部品メーカーのリケン(東京都千代田区)は23日、中国の自動車部品メーカー、寧波聖竜汽車動力系統(浙江省寧波市)と浙江省寧波市に折半出資の合弁会社を設立する計画を明らかにした。寧波聖竜によると、合弁会社では電動車向け部品の研究開発(R&D)から生産、販売までを手がける。

22日に合弁設立の契約を結んだ。合弁会社は聖竜理研新能源(寧波)(仮称)。会社設立に関わる投資額は6,000万元(約11億7,900万円)で、このうち3,000万元を登録資本金にする。

合弁会社では電動ポンプ用モーターや電動ポンプ、駆動装置、水素循環ポンプ、各種コンプレッサー、車両空調システムなど生産する予定。具体的な生産能力や稼働時期は明らかにしていない。

寧波聖竜は2007年設立の1次部品メーカー(ティア1)で、近年は電気自動車(EV)など「新エネルギー車(NEV)」向け部品の生産も手がける。同社によると、合弁会社ではまずNEV向けモーターを開発する計画。

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