モリアオガエルの卵塊、一足早く産み付けられ 京都・亀岡

長尾山の池のほとりに産み付けられたモリアオガエルの卵塊(亀岡市篠町)

 京都府亀岡市篠町の長尾山で、モリアオガエルが卵塊を作り始めている。池のほとりの木にこぶし大ほどの白い塊がぶら下がり、初夏の緑に映えている。

 標高357メートルの同山は、市民ボランティアが登山道などを整備し「市民の森 長尾山」と名付けて開放。ハイカーのほか、保育施設の遠足先として親しまれている。

 山には小さな池が二つあり、例年は6月になると次々と卵塊が現れるというが、今年は今月中旬に一足早く産み付けられた。18日に遠足で訪れたひかり幼稚園(西つつじケ丘)の年長児52人が目にして、園児たちは「めっちゃでかい」「きれい」と感激していた。

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