ウナギに続け! 生き物調査が真骨頂!? Aぇ! groupが「関西ジャニ博」で和歌山城のお堀を潜水調査【ローカル局番組あれこれ】

これまで道頓堀川で絶滅危惧種・ニホンウナギの捕獲に成功するなど、快挙を成し遂げてきたMBSのバラエティー「関西ジャニ博」(土曜深夜1:28)で、今度は和歌山城のミステリーを解き明かすべく、築城から400年間未調査だったお堀の探索に、よゐこ(有野晋哉、濱口優)、Aぇ! group/関西ジャニーズJr.(正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉)が挑んでいる。

「関西ジャニ博」は、2025年の大阪・関西万博に向け、関西の街を舞台に、よゐことAぇ! groupがさまざまな実験・調査を行う“全編オールロケーション”のバラエティー。危険にさらされる生態系や自然を守る「SDGs(生態系・どないかして・ガード・しまっせ)大作戦」を実行している。

そんな彼らが、和歌山城のお堀で史上初のお宝調査を行う様子がTVerで配信中。江戸時代に盗まれた2億円の小判が今も眠っているかもしれないというロマンに向かって、よゐこ・濱口とAぇ! group・福本がお堀に潜水。濱口はお堀にあった自転車を引き揚げ、環境のためにも撤去しておくことに。その濱口の「E.T.(の自転車)」というボケに、小島、佐野は「空飛んだチャリですか?」「歴史的発見ですね」と乗っかるノリのよさ。だが、ただのボケのつもりが、「E.T.」に登場した名場面の自転車は、和歌山に隣接する大阪の自転車メーカーが製造していたというニアミス。

お堀の南側を中心に調査した前半では、自転車のほか13点を拾い上げ、続く後半戦では、櫓(やぐら)があった付近のお堀で、櫓の瓦を狙うことに。シャチホコの一部も見つかる可能性があるということで、濱口は「シャチホコ見つけたら、俺らをシャチホコブラザーズと呼んでくれ」と福本とそろってシャチホコポーズを披露。しかし、残りのメンバーからは「名前がダサい」「憧れへんな~」と散々な言われよう…。

そんな中、福本が後半開始5分で瓦を発見! さらに、両耳に水が入りながらも果敢に潜り続け、模様入りの瓦も見つける。これは「軒丸瓦」と呼ばれ、主に軒先に用いられる瓦で、江戸時代にもよく使われていたそう。一方、小島が昨年、道頓堀でウナギを捕獲した時に注目されたことをうらやましがる濱口は、「俺も大晴と『ゴゴスマ』(TBS系=CBC制作)に取り上げられたい」とギリギリまで捜索を続ける。すると、福本が少し変わった形の瓦のようなものを見つける。学芸員も注目する謎の物体で、佐野は「シャチホコの一部や」と息巻くが、果たして?

さらに一行は、番組の真骨頂である生き物調査も行うことに。400年間、一度も生き物調査が行われていないお堀に、ある巨大生物が生息している可能性が!? そして、和歌山城内の謎にも挑む。この模様は5月27日に放送。放送終了後にはTVerでも配信予定だ。なお、小島が捕獲した道頓堀川のニホンウナギ展がMBS本社1階で5月29日まで開催中。小島がかぶるとウナギパワーを発動するというウナギの帽子もあります!

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