オンライン無料座談会「5月8日に移行!新型コロナウイルス感染症が5類へ。今知るべきこととやるべきこと」開催レポート

「産業保健新聞」読者の皆さまこんにちは。
ドクタートラストセミナー事務局です。
今回は、5月10日に開催したオンライン座談会「5月8日に移行!新型コロナウイルス感染症が5類へ。今知るべきこととやるべきこと」の内容をレポートします。

5月8日より新型コロナウイルス感染症が5類に移行したものの、企業としてどのように対応していいのかお悩みの方が多いと思います。
休みの扱いをどうしているのか、濃厚接触者にどう対応していいのか。他社事例を知りたいという問い合わせをドクタートラストにいくつかいただきました。
そこで、ドクタートラスト所属の保健師山口が講師を務め、オンライン座談会「5月8日に移行!新型コロナウイルス感染症が5類へ。今知るべきこととやるべきこと」を実施しました。
前半は「新型コロナウイルス感染症5類移行後のポイント」の動画視聴、および解説を、後半は座談会形式で「実際に5類移行後にどのように対応しているのか、どんな点の判断に悩んでいるのか」の意見交換会を行いました。

開催概要

座談会名称:「5月8日に移行!新型コロナウイルス感染症が5類へ。今知るべきこととやるべきこと」
日時:2023年5月10日(水)15時~16時30分
会場:ZOOMを使ったオンライン開催

講師プロフィール

内容

動画で解説!5類移行によって企業のやるべきこととは

衛生委員会ハンドブック資料の解説動画では、政府の方針をもとに、企業としてどのようなことに取り組む必要があるかを解説しました。

企業の対応として、陽性者が出た場合に備え、規定を作成しておくことや規定に盛り込むべきポイントを紹介したところ、参加者からは「実際に5類移行後に陽性者となった方が発生したものの、事前にさまざまな取り決めを定めていたためスムーズに対応できた」といったお話も聞かれました。
また事前に多く質問をいただいた「実際どこまでの対応をしたらいいのか」「今後も感染者が増えていくのか」について、動画に追加してポイントの解説を行いました。
飲食業や医療・介護業など特に注意が必要な業種もあるので、一律の対応ではなく業種ごとのリスクを考えて判断材料にすることが重要です。

実際にそれぞれの企業はどんな対応をしているのか

後半では、山口保健師に加えて、ドクタートラストの佐藤保健師も参加し、参加者の皆さんと座談会を行いました。
座談会開催時点では、新型コロナウイルス感染症が5類に移行してまだ日も浅いということもあり、動き始めている企業もあれば、まだ様子見や悩んでいるところといった方もいらっしゃいました。
「陽性者が仕事を休む場合の扱いが有給休暇となる旨を周知している」、「アルコール消毒を個人判断としたが、実際はまだ続いている」、「マスクを通勤時は着用を推奨している」など、さまざまな取り組みについてご共有いただきました。
また、「現在企業として抗原検査キットを備蓄しているが、今後ウイルスが変異する中で使用できなくなる可能性があるのでどうしようか検討している」、「有給休暇が残っていない人にどのような対応をするか悩んでいる」など、安全衛生の実務に携わっている皆さまだからこそのリアルな悩みを共有することができました。

参加者の声

座談会終了後に開催したアンケートでは、参加者の方々から、前向きな声が多数寄せられました。

・ ほかの方の意見が聞けてよかった
・ 何もかもが手探りのなか、オープンに話ができる場所があってよかった
・ もっと他社の事例が聞いてみたい

さいごに

新型コロナウイルス感染症5類移行に伴い、どんなことに取り組むべきか手探りのなか、さまざまな意見を共有することができました。
「こうすべき!」という強い方針ではないからこそ、今回共有した他社事例がそれぞれ対応を決めるうえで重要になっていくのではないのでしょうか。
無料セミナーから座談会にリニューアルし、2回目の実施ということもあり、運営側の至らぬ点もあったかと思いますが、いただいたご感想やご意見をもとにさらなるパワーアップを目指してまいります。
皆さまのご参加をお待ちしております。

第1水曜日に開催中!無料のオンライン座談会

ドクタートラストでは、毎月第1水曜日に無料のオンライン座談会を開催しています。
会社の人事担当者、衛生管理者、産業保健スタッフの方であれば、どなたでも参加いただけます。
詳細は、以下リンクよりご覧ください!

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