玉野ゆかり130人がハーモニー 28日、市総合体育館で「第九」

「はじめての『第九』たまの」の本番に向けて練習に励む参加者

 ベートーベンの合唱付き大曲「交響曲第9番」を玉野市ゆかりのメンバーで奏でる「はじめての『第九』たまの」による演奏会が28日、同市玉の市総合体育館で開かれる。本番を控え合唱団員らの練習に熱が入る。

 市民を中心に10~80代の約130人が参加。本番では、同市出身で元東邦音楽大講師の加門伸行さんが指揮を務め、柾木和敬さん(テノール)、柴田久美子さん(ソプラノ)らがソリストとして加わる。

 21日は市生涯学習センター(同市和田)で全体練習が行われた。県合唱連盟顧問の長尾節子実行委員長(同市)が音のアクセントや強弱、歌うときの正しい姿勢などを約2時間半指導した。長尾さんは「音にまとまりが出てきて上々の仕上がり。130人が織りなす美しいハーモニーを一人でも多くの方に聴いてほしい」と期待する。

 演奏会は昨年に続き2回目。午後3時開演(同2時開場)。入場料一般・大学生1500円、高校生500円、小学生無料。問い合わせは事務局(090―8608―0059)。

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