『ひょうろくによく行く話』と『MoMoBooksができた話』(大江スジャータ / Loft PlusOne West)

大阪Loft PlusOne Westの大江スジャータです。 元々は、音響の仕事で関西のライブハウスを中心に働いており ウエストも音楽ものイベントでPA発注があった日に、た〜まに入らせてもらっていたのですが コロナ禍の大混乱で、いつの間にかロフトの社員になっていました。

ひょうろくによく行く話

ウエストがあるビルのすぐ目の前の路地に『煮込家ひょうろく』という店があります。 すぐ近くにあって朝7時まで開いてるので“打ち上げにちょうど良い店”。 ハマる人はとんでもなくハマるけど、ハマらなかった人は二度と行きたくない系のお店なので、とりあえず行ってみて何かを察して欲しいです。

大将の牧野さん。5日間連続でひょうろくに行ったら、5日間ともスーパー玉出(大阪の激安スーパー)のTシャツをお召しになられていました。

店には猫が4匹住んでいて 奥からポンコツ、ヘタレ、ブチャラティ、ステラ。 店に行くときは、毛ダルマになるから、なるだけツルツルした素材の服で行くのがおすすめ。

この写真は、クリトリック・リスのスタッフのあいどんわなだい君。 ひょうろくの猫はかなり人懐っこくてすぐ人の肩に乗るのですが みんな最初はびっくりするけど、だんだん気にならなくなり何事もない感じで肩に猫を乗せたまま飲めるようになります。異次元な空気感すぎて、肩に猫が乗ってることとか、ほんのちょっと虫がいることとか、テーブルにある調味料に年季が入ってるくらいどうでもよくなります。 ひょうろくの名物は「エレキ」という、大将が調合した謎のオリジナルショットで大将曰く、東に「デンキブラン」がるから西のこっちは「エレキ」と命名されたとのこと。 ウォッカベースということは教えてくれるけど、あとは“ほにゃららとほにゃらら”としか教えてくれなくて、とにかくやばい味がする。実は「エレキ」ボトルでも購入できて、ウエストのスペシャルメニューでもたびたび登場するけど、本当に嫌。

1階はL字カウンターしかないけれど、3階までの吹抜けになっていて上の階の席に料理を運ぶときはこの桶で運ばれていきます。この桶のモーター音がでっかくて、煩くて、なんかいい。メニュー表はあってないようなもんで、大将が今日あるものを口頭で教えてくれて注文するスタイル。大将の料理は本当に美味しくて、これは誰にでもおすすめできます。上手く褒めれなかったけど、ひょうろくはいいぞ。

MoMoBooksができた話

元ロフトの松井さんと遠藤さんが作った本屋さん、「MoMoBooks」が3月21日にOPENしました。 大阪・九条(本田)のんびりとした町の裏路地にあります。 「通りがかりで看板見て〜」というご近所さんらしきお客さんがちらほら。 自分家の近所に突然本屋さんが出来たら嬉しいやろな。

お店の前で松井さんと遠藤さん。

1階も2階も書籍スペースがあるし、お茶したり、ちょっとしたイベントもできそう。 本のチョイスもなんだか、松井さんって感じがしてオススメを聞くとここで買いたくなります。 末長く続いて欲しいな。 出版情報とか教えてもらったり、イベントで出店してもらったりこれからもズブズブな関係でお願いします。 それでは、次のバトンはFlowers Loftのニイミココロさんです!(文と写真:大江スジャータ / Loft PlusOne West)

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