通常入れない施設を開放 「湘南アイパーク」発足5周年、27日にイベント開催

湘南アイパーク(資料写真)

 健康、医療関連分野の研究開発拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)」(神奈川県藤沢市村岡東)の発足5周年を記念したイベントが27日、同パークで開かれる。地域住民に最先端の「サイエンス」を身近に感じてもらおうと、通常は入れない施設を開放する。

 イベント「湘南アイパークフェスタ」では、身近な材料による塗り薬作りや飲料商品の開発、がん検査で実用化されている「線虫」の観察など、入居する企業のうち9社の研究を体験できる。人気ユーチューバーによるサイエンスライブや謎解きをしながら施設内を巡るスタンプラリー、地元の中高生らが出演するステージも行われる。限定グルメも販売される。

 担当者は「イベントを通じ、身近な場所で行われているヘルスケア分野のイノベーションに興味を持ってもらえれば」と来場を呼びかけている。

 午前10時~午後5時。入場無料。問い合わせはメールで湘南アイパーク事務局(shonan_iparkfesta@murayama.co.jp)まで。

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