「続・荒野の用心棒」原案の西部劇「ジャンゴ ザ・シリーズ」が吹替版・第1話無料放送! 声優・堀内賢雄からの熱いメッセージも

BS10 スターチャンネルでは、6月から「続・荒野の用心棒」を原案とする「ジャンゴ ザ・シリーズ」(字幕版・STAR1=6月6日スタート 火曜午後10:00、吹替版・STAR3=6月8日スタート 木曜午後10:00/全10話)を独占日本初放送。それに先駆けて、3日(午後1:00)には、吹替版・第1話が先行無料放送されることになった(BS放送の視聴環境があれば、サービス未加入でも視聴可能)。

「ジャンゴ ザ・シリーズ」は、南北戦争からまもない荒野の理想郷を舞台に、家族を失った男・ジャンゴが直面する“因縁”と“宿命”を描く西部劇。クエンティン・タランティーノ監督によるリメークでも知られるマカロニ・ウエスタンの傑作を原案に、人種、ジェンダー、LGBTQなどの現代的テーマを盛り込み、新解釈でテレビドラマ化。オリジナル版の映画に主演したフランコ・ネロが出演することでも話題だ。

1872年、南北戦争終結から7年後のテキサス。白人を父に持つ黒人でかつて奴隷だったジョン・エリス(ニコラス・ピノック/声・竹田雅則)と、家族を亡くしジョンに育てられた白人女性・サラ(リサ・ヴィカリ/声・神戸光歩)は、人種や信仰、性別を問わず誰もが平等で自由に暮らせる町、ニュー・バビロン“を荒野に開き、元奴隷の黒人家族や白人社会からのはぐれ者などマイノリティーたちを受け入れ、貧しくも協力し合い平和に暮らしていた。ある日、そこにジャンゴ(マティアス・スーナールツ/声・堀内賢雄)と名乗る流れ者が現れる。また、石油採掘を巡ってニュー・バビロンは過去の因縁が絡んだ土地の所有権争いにも巻き込まれていく――。

そして、このたび主人公・ジャンゴを演じたスーナールツのインタビュー映像が公開された。このインタビューで「西部劇には偉大な映画史があり、新しいアングルから生き返らせるのは大きな挑戦だ。この物語はそこに挑んでいる」 と作品の意義を語り、主人公のキャラクターについては 「ジャンゴは償いを求めている。自分の選択のせいで壊したり失ったものを、取り戻そうとしているんだ」 と紹介。加えて、「ジャンゴの生き方は、僕が信じる“ヒーロー”の姿を表現している。この作品は道徳や価値観が大きく転換した時代を捉えている。時代が変化して渦中の人々が苦しむ姿を正面から描いている」 と見どころを伝えている。

さらに、吹替版でジャンゴ役を務めた堀内がコメントを寄せた。堀内はブラッド・ピットの公認声優であることや「フルハウス」シリーズの「ジェシーおいたん」役の吹替でも広く知られている。

堀内は「舞台は南北戦争後のテキサス。家族を失った男・ジャンゴが、すべての人を歓迎する町、ニュー・バビロンに現れた。私はこのジャンゴの日本語吹き替えを担当しました。南北戦争出兵中に家族を殺され、さらに、生き別れた娘・サラを思う気持ちを、現代と過去の映像の中で表現していきます。ジャンゴの抑えた芝居を一本調子にならないように演じるのはとても難易度が高かったですが、作品のクオリティーに引っ張られ、マイク前ではジャンゴと一体化できたと自負しています」と手応えを明かす。

続けて、放送に向け、「ニュー・バビロンの大自然や街並み、その中でさまざまな人間が織り成す心の葛藤。人それぞれの人生…それは、実に、深い。過去を踏襲した、現代の西部劇。皆さまたっぷりお楽しみください」とアピールしている。

なお、スターチャンネルEXでは、「ジャンゴ ザ・シリーズ」の字幕版と吹替版を独占配信中 (週1話ずつ更新)。

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