何が出るかな?鮭川ガチャ 缶バッジ全8種類、村の魅力デザイン

鮭川村観光協会が販売を始めた「鮭川ガチャ」=鮭川村・鮭の子館

 鮭川村観光協会は、村独自のカプセルトイ「鮭川ガチャ」の販売を始めた。地元の伝統文化や観光スポットなどがプリントされた缶バッジが入っており、村のPRにつなげていきたい考えだ。

 缶バッジのデザインは全8種類。村伝統芸能の鮭川歌舞伎をモチーフにしたものは、同村の秀林寺住職の遠田旭有さん(45)が手がけ、歌舞伎風の化粧をしたサケの顔をイメージしている。このほか、「トトロの木」として知られる小杉の大杉、村のロゴマークがある。販売機のデザインは村地域おこし協力隊員の稲葉星蘭さん(23)が担当した。

 販売機は同村の産直施設「鮭の子館」に設置されており、1回200円。今後、新たな景品や村特産品が当たるなどの企画を検討していく。村担当者は「新しい企画も楽しみに、ぜひ鮭川に来た際は試してほしい」と話している。問い合わせは村むらづくり推進課0233(55)2111。

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