旧統一教会に6回目の質問権行使 宗教法人審議会が了承

旧統一教会に対する6回目の質問権行使のため、開かれた宗教法人審議会=24日午前、東京・霞が関

 永岡桂子文部科学相は24日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対して宗教法人法に基づく6回目の質問権を行使するため、宗教法人審議会に調査内容を諮問し、了承された。同日午後に質問文書を発送し、教団の管理運営などについて尋ねる。回答期限は6月12日。

 調査は昨年11月に開始。過去5回は(1)組織運営や財産・収支(2)旧統一教会の法的責任を認めた民事判決(3)教団本部がある韓国への送金(4)信者でつくる「信徒会」の活動実態(5)高額献金を巡る教団側と被害者が示談した事案―などに関して尋ねたが、十分な資料は集まっていない。

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