ドジャースが連勝でリーグ勝率1位浮上 ミラーがメジャー初登板初勝利

【ドジャース8-1ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

勝てばナショナル・リーグ勝率1位に浮上するドジャースは、2回表にジェイソン・ヘイワードの5号ソロなどで3点を勝ち越すと、この日メジャーデビューを果たした先発のボビー・ミラーが5回5奪三振1失点と強力ブレーブス打線を相手に堂々のピッチング。勢いに乗ったチームは終盤にも加点して8対1でブレーブスを下し、ミラーは嬉しいメジャー初勝利をマークした。敗れたブレーブスは先発のスペンサー・ストライダーが6回11奪三振も、序盤の失点が響き2敗目(4勝)を喫している。

1回表にウィル・スミスのタイムリーで先制に成功したドジャースだが、直後の1回裏、ミラーがブレーブスの中軸に二死からつかまり同点を許す。それでも打線が2回に3点を勝ち越すと、2回裏に初奪三振をマークし勢いに乗ったミラーは、ランナーこそ許すものの要所を締める投球で相手打線に反撃を許さなかった。ドジャースは終盤にもJ.D.マルティネスの9号3ランなどで追加点を挙げ、リリーフ陣も無失点リレーとチーム一丸となってルーキー右腕の初勝利を守り切った。

これで勝率リーグ1位となったドジャースは、現在得点数リーグトップと打線が絶好調。トレイ・ターナー(現フィリーズ)やジャスティン・ターナー(現レッドソックス)の流出で攻撃力低下が危ぶまれたものの、新加入のマルティネスやルーキーのジェームズ・アウトマンの活躍、さらにマックス・マンシーの復調もあり変わらぬ破壊力を見せている。さらに先発陣もトミー・ジョン手術からリハビリ中のウォーカー・ビューラーや、右肘の故障で前半戦の復帰が絶望となったダスティン・メイを欠く状況でも、初昇格の若手が好投を見せるなど層の厚さが光る。直近11年で10度の地区優勝を誇る黄金軍団が今年も盤石の態勢で快走気配だ。

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