もしも母の余命が残りわずかだと知ったら? 自宅で母を看取った作者が描く、若年層の介護体験記『20代、親を看取る。』が5月24日(水)に発売!

キクチ・著『20代、親を看取る。』が本日5月24日(水)に株式会社KADOKAWAより発売された。 多くの20代にとって「親の死」は、まだそこまで身近に感じたことがないであろうテーマ。しかし、その瞬間は急にやってくるもので、誰にとっても決して他人事ではない。 母親が脳腫瘍を患い、転院先や治療法など様々な選択肢を模索していた作者・キクチさん。その中で、母の余命が3カ月であることを告げられる。「最期の時間を家族3人で過ごそう」。そう決めたキクチさんと父親は、自宅介護することを決意した。 最初は前向きにスタートした自宅介護でしたが、慣れないことだらけでハプニング続出。2人が奮闘する様子や、介護家族の苦労がリアルに描かれている。 また、自宅介護を通して複雑に揺れ動く感情も繊細に描写。「生きていてほしいけど、早くこの日々が終わってほしい」。そんな葛藤を抱えながら「看取り」と向き合っていく姿は切実で、似たような経験がある人はもちろん、まだ「親の死」を考えたことがない人にとっても共感できるコミックエッセイだ。

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【著者プロフィール】

キクチ:2016年頃に、自身の片耳難聴や子宮内膜症をテーマにした漫画をInstagramに投稿し始める。2022年の年始からは、母親の自宅介護について描いた漫画「親の介護はじめました」を連載開始。執筆中に母親を看取り、タイトルを「20代、親を看取る。」と変えて投稿を続けていく中で、多くの読者から共感や支持を集める。

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