「これは大きいかも…」 磯釣りで47キロの巨大ガーラ釣り上げる 沖縄・北大東

 【北大東】15日午後7時ごろ北大東村港の旧西港で、47キロの大物ガーラが釣れた。釣り上げたのは高良昇太さん(30)。高良さんはかかった瞬間、いつもと違う感触があったという。「海面から見えた。これはかなり大きいかもと思った」と振り返る。居合わせた仲間3人がかりで引き上げた。

 47.95キロの魚は、磯釣りでは超大物だ。1人は竿(さお)を支え、1人はリールを巻き、1人は釣り糸をたぐった。かなり時間を要したように感じたが「10分ほどで釣り上げたようだ」と興奮冷めやらぬ様子で話した。使用した竿はクエ竿、釣り針はツナフック9/0、釣り糸はハリス90号。カッポレの頭を餌にした。

 高良さんは本島から移住、Iターンして8年目。北大東村の水産組合に勤務、魚市場で荷さばきや加工を担当している。つい先日も10キロのアカダイを釣り上げたばかりだ。島での釣りの醍醐味(だいごみ)がたまらないと話す。

 島では、釣り愛好家たちの間で4~6月までの期間、磯釣り大物ダービーが行われている。その中で、高良さんの快挙が話題になっている。

 (上地順子通信員)

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