【熱血】ゴルゴ松本さんが「命の授業」 静岡・島田市で高校生600人を前に

「命」など漢字を体で表すギャグで知られる、お笑い芸人のゴルゴ松本さん。話題となっている「命の授業」を静岡・島田市の高校で行った。

(ゴルゴ松本さん)

「道 生まれてから死ぬまでの人生の道にそなえるもの寄り添うもの準備するものと書いて道具」「普段使っている道具は手となり足となり財産となるものだから大切に磨いていただきたい」

22日、島田市の島田工業高校を訪れたのは、お笑いコンビ「TIM」のゴルゴ松本さん。生徒600人を前に熱のこもった「命の授業」を行った。ゴルゴさんは、2011年から全国各地の少年院を回る講演活動を開始し、少年たちの更生をサポートし続けている。2018年には、法務省から矯正支援官に任命された。ゴルゴさんは、ホワイトボードを使って生徒たちにわかりやすく、丁寧に語りかけていく。

(ゴルゴ松本さん)

「言の葉 毎日使う言葉 これも道具だから、この言葉で意思疎通する、相手に何を伝えるか、どう思ってもらえるか、言葉で違う」「つまり自分の言ったことは命となってあなたの人生の力になるという意味」

生徒との対話を重視しているというゴルゴさん。生徒からはこんなお願いが。

(生徒)

「島田工業高校の漢字を作ってください!」

(ゴルゴ松本さん)

「じゃあ出ておいで」

そして最後に、こう語りかけた。

(ゴルゴ松本さん)

「苦難・困難・災難が続くときもある」「そのような難がないという言葉もある、無難」「無いの反対は有る、この言葉に我々の先人たちは大切な言葉を当てはめて、未来の人たちに毎日使えよと教えてくれた、みんなが毎日使っている言葉 そう、有難う」

90分にわたる熱のこもった講演を聞いた生徒は…。

(生徒)

「『切る』という字が『やり切る』につながっていて、自分の夢に向かい、高校生活をあと2年、思い切ってやり切りたい」

(教員)

「生き方を前向きに自分たちの力で主体的に生きていけるように育ってほしい」

「(みんなで)命」

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