小学生が農業大学校でミニトマトとイチゴの収穫体験 学生が考えたクイズで学びも 香川

香川県琴平町にある県立農業大学校の学生が育てたトマトやイチゴを近くの小学生が収穫しました。

香川県立農業大学校が農業や食に対する理解を深めてもらおうと企画したもので、榎井小学校の3年生と4年生あわせて27人が農場を訪れました。

はじめに学生からクイズです。

Q.トマトは「ナス科」の野菜ですが、同じグループなのは?
①イチゴ ②スイカ ③ジャガイモ

全員が「イチゴ」だと答えましたが……。

学生「正解は3番のジャガイモでした」
児童「全員間違えた(笑)」

(学生の説明)
「下にやっても採れないから、ボコッとなってるところを親指で押さえて引っ張る」

児童たちは採り方を教わりながら、学生が実習で育てたミニトマトとイチゴを収穫しました。

(児童は―)
「きれいなトマトが採れてうれしかった」
「近所の人にあげたいし、家族でミネストローネで食べたい」

(県立農業大学校 野菜園芸コース/長尾遥さん)
「だんだん教えていったやり方で採ってくれて、きれいに収穫できててよかったです」

パックいっぱいに収穫したトマトとイチゴはそれぞれが家に持ち帰りました。

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