“紫色のじゅうたん”ラベンダー見頃 4品種6300株、千葉県内最大級1万3600平方メートルの敷地に 佐倉ラベンダーランド

異なる品種が次々と見ごろを迎え、来園者を魅了している園内=24日、佐倉市

 佐倉ラベンダーランド(佐倉市先崎)で、色鮮やかな品種のラベンダー「濃紫早咲き」などが次々と見頃を迎え、来園者を魅了している。

 千葉県内最大級という敷地約1万3600平方メートルには、4品種6300株が植えられ、新たに取り入れた「レイラブルー」を起点に“紫色のじゅうたん”が広がりつつある。今年は暖かい日が続いたため、生育が例年より早く、他の2品種も間もなく咲き始めるという。

 青空が広がった24日、多数の来園客が園内を散策したり、香りを楽しんだりと思い思いに満喫していた。四街道市の50代主婦2人は「空も綺麗で良いタイミングで来ることができた」と話し、花畑とのコントラストにうっとりしていた。

 新設したローズガーデン(約1千平方メートル)のバラ180株も見頃。同園担当者は「これから最盛期を迎えるラベンダーとともに楽しんでほしい」と来園を呼びかける。入園無料。問い合わせは同園(電話)043(463)1382。

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