答えが書かれた問題用紙を配布 愛媛の県立専門校でミス 受験者は全員合格

愛媛県立の職業能力開発校「愛媛中央産業技術専門校」の筆記試験で、答え入りの用紙を配るミスのあったことが分かりました。

学校によりますと、ミスがあったのは、今月18日に同校の松山駐在で行われた「OA総務コース」の筆記試験で、開始約15分後、受験者から「回答欄に答えと思われる記載がある」と指摘を受けたということです。

試験官が確認したところ、問1~8のうち、問8の答えが回答欄に記載されていたということです。

筆記試験は定員15人に対し10人が受けていて、学校では問8を全員正解とする対応を取ったということです。

誤配布の原因について学校は「採点用に作成した用紙を確認しないまま、受験者の人数分、コピーして配ったため」と説明しています。

なお、この筆記試験と面接の結果受験した10人全員が合格したということです。

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