
鹿児島県阿久根市は24日、市内の2医療機関が新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチンの接種量を誤り、本来の半量しか接種していなかったと明らかにした。該当者は20~90代の103人で、市は追加接種はしないとしている。
市内の医療機関では22日に個別接種が始まったばかり。本来の接種量は0.5ミリリットルだが、2医療機関では22日と23日午前にかけ、担当者が誤って0.25ミリリットルしか接種していなかった。23日午後、市に提出された予診票から誤りが判明した。
該当者には医療機関から連絡済み。国の指針で、半量以上接種した場合、追加接種しないことになっている。市はワクチンを接種する11医療機関に対し、接種量の確認と注意喚起を行った。