[サッカーJ1・アルビレックス新潟]ルヴァンカップ今季初の連敗、福岡に1ー2で逆転負け 1次リーグ首位突破消える

新潟-福岡 前半、ドリブルで攻め上がるFWグスタボ・ネスカウ=ビッグスワン(写真映像部・永井隆司)

 アルビレックス新潟はJリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第5節の5月24日、デンカビッグスワンで福岡と対戦し、1-2で敗れた。ルヴァン杯で今季初の連敗を喫し、2勝3敗で勝ち点は6のまま。D組3位に後退し、1次リーグを首位で突破する可能性が消滅した。

 新潟は幸先良く先制したが、その後の好機を生かせず、後半に2失点し逆転負けを喫した。

 前半4分、左クロスをFWグスタボ・ネスカウが合わせて先制すると、攻め立てる時間が続いた。30分、グスタボとMF小見洋太が、立て続けにシュートを放ったが、追加点を奪えなかった。

 後半は福岡が選手交代で勢いづくと、流れが変わり、新潟は守備の時間が増えた。DF早川史哉らが粘り強く対応したが、32分にクロスから失点。41分にも失点した。

 他に9試合が行われ、前回王者でC組2位の広島は、最下位の横浜FCに0-1で敗れ、準々決勝進出を決められなかった。A組2位の札幌は首位の横浜Mに3-2で競り勝ち、勝ち点10として1次リーグ突破に前進した。

 混戦のB組は浦和が川崎に2-1で逆転勝ちし、E組は京都がG大阪に1-0で競り勝って、いずれも首位に浮上した。

 横浜Mと名古屋がすでに8強入りを決めており、残る6チームは6月18日の1次リーグ最終節で出そろう。新潟は午後6時から敵地で鹿島と対戦する。

 次戦はリーグ戦第15節の5月28日午後2時から、デンカビッグスワンでG大阪と戦う。

◎松橋力蔵監督の話 後半30分までは何とか(耐えた)という感じはあった。だが、一度崩れたら、そのペースを引き戻すことができないまま、ずるずるといってしまった。また自分たちの弱さが出た。

◎MF島田譲の話 2失点ともすごく(対応が)軽かった。気持ちで片付けるのは良くないけど、このゲームになんとしても勝ちたい、という気持ちを出し切れなかったのは、一番やってはいけないことだった。

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新潟-福岡 前半、FWグスタボ・ネスカウが先制点を決める=ビッグスワン

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