富士フイルム、「FUJIFILM XApp」提供開始。GFX/Xシリーズ用の新アプリ

富士フイルムは、デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」の提供を2023年5月25日より開始する。対応機種は以下の通り。

  • GFXシリーズ:GFX100S、GFX50S II
  • Xシリーズ:X-H2S、X-H2、X-Pro3、X-T5、X-T4、X-T3、X-T30 II、X-T30、X-S20、X-S10、X-E4、X100V

「XApp」は、「GFX/Xシリーズ」とスマートフォン・タブレット端末を接続し、カメラのリモート操作やカメラ内画像の受信・閲覧などができるアプリ。従来のアプリ「FUJIFILM Camera Remote」から無線通信のさらなる安定性強化や高速化を実現。撮影後、よりスムーズにカメラ内画像を転送しスマートフォン・タブレット端末で受信できるなど、ユーザビリティが大幅に向上。

また、転送した画像だけでなく、撮影に用いたカメラ・レンズや撮影位置など、撮影情報をアプリ上で閲覧可能。一日の撮影活動を写真日記として楽しめる機能も搭載し、「GFX/Xシリーズ」で撮影する魅力をさらに広げられるという。

「XApp」は、従来の「Camera Remote」から無線通信のさらなる安定性強化や高速化を実現しているため、よりスムーズにカメラ内画像を転送しスマートフォン・タブレット端末で受信できる。「XApp」は、初回に行う、カメラとアプリのBluetoothペアリングを除いた、すべての通信操作をスマートフォン・タブレット端末上で完結。従来よりもシンプルな操作とし、利便性を発揮するという。

また、カメラの背面液晶モニターに映る映像をスマートフォン・タブレット端末上で確認しながらリモート操作が可能。さらに、新たに搭載した「設定保存読込機能」により、撮影メニューやセットアップメニューなどのカメラ設定をアプリに保存することが可能。保存したカメラ設定をカメラ側に読み込むこともできるため、撮影中でも簡単・迅速に好みのカメラ設定に変更できるという。

このほか、スマートフォン・タブレット端末に転送した画像、撮影に用いたカメラ・レンズ、撮影枚数、撮影位置など、一日の撮影情報を時系列で閲覧でき写真日記として楽しめる「タイムライン機能」を新搭載。タイトルやメモを編集でき、オリジナリティー溢れる写真日記の作成を可能としている。

また、これまでの撮影枚数やフィルムシミュレーションの使用回数などを自動的に集計し表示する「アクティビティ機能」も新たに採用。自身の撮影活動を写真とデータで振り返ることができ、新しい写真の楽しみ方を提供するという。

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