リンゴ詰まらせ意識不明か 鹿児島の保育園で女児

 鹿児島県姶良市の保育園で4月、生後約6カ月の女児がすりおろしたリンゴを食べた後、意識不明になっていたことが24日、同園への取材で分かった。リンゴを喉に詰まらせた可能性が高いという。女児は鹿児島市の病院へ搬送されたが、意識不明状態が続いている。

 園によると、4月18日午後、60代の女性保育士が、すりおろしたリンゴを小さいスプーンで複数回に分けて女児に食べさせた。この園児を着替えさせるために目を離した後、顔色が悪くなったことに気づいた。

 吐き出させるために、保育士が背中をたたくと、鼻からリンゴが出てきたという。園側は119番した。

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