韓国、砲弾支援へ検討加速 米要請受け方針転換か

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は24日、韓国が米国の要請を受け、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの砲弾支援の検討を加速させていると報じた。韓国はロシアとの関係を考慮して殺傷能力のある兵器の提供を否定してきたが、方針転換に踏み切る可能性が出てきた。米国を経由する形での提供を想定している。

 米国が昨年、韓国に打診。両政府は韓国がいったん米国に砲弾を輸送した後、米国がウクライナに輸送する方向で水面下の協議を進めているという。

 米国防総省は同紙に、韓国から砲弾を購入する交渉を進めていると認めた。ウクライナへの砲弾提供の方法や時期については回答を控えた。

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