燃え殻著「湯布院奇行」が実力派俳優・安藤政信の声でAmazonオーディブルに登場!

小説家・燃え殻の書き下ろし小説「湯布院奇行」。2021年に成田凌、黒木華、コムアイが出演し朗読劇として上演されたが、このたび、その二次展開として俳優・安藤政信の声によって音声コンテンツであるオーディオブックとして生まれ変わり、5月12日(金)からAmazonオーディブル(以下、Audible)にて配信されている。

「湯布院奇行」は、「ボクたちはみんな大人になれなかった」「すべて忘れてしまうから」などの著書が次々と映像化される人気小説家・燃え殻によるもので、昨年講談社から小説として出版された。小説家の男が都会に疲れ、導かれるようにたどり着いた湯布院の宿で、美しい二人の女と湯けむりに幻惑され日常との境界を見失っていくという、幻想的で少し怖い物語だ。出版前の2021年には、佐藤佐吉脚本で、土井裕泰(TBSテレビ)演出のもと、成田凌・黒木華・コムアイの豪華出演者3人による朗読劇として新国立劇場中劇場で上演された。

そんな「湯布院奇行」が、世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAudibleにおいて、オーディオブックとして生まれ変わった。主演は、デビュー作「キッズ・リターン」をはじめ数多くの日本映画に出演し、唯一無二の存在感で異彩を放つ個性派俳優・安藤政信。相手役は映画を中心に活躍する芦那すみれが務めた。燃え殻の新境地とも言える幻想的なストーリーが、二人の朗読によって聴いているうちに、いつのまにか自分も作品の世界へ迷い込んでしまうような、不思議な没入感を持つ音声コンテンツとなっている。

■コメント
<安藤政信>
「湯布院奇行」の妖艶さや不思議さに自分の感情が深く浸透していくのがわかりました。そして、燃え殻さんの世界観に徐々にハマっていきました。
自分のキャリアでの初めての声の出演が皆の心に入り込めたらうれしいです。
摩訶不思議な世界をどうぞ楽しんでください。

<芦那すみれ>
どこか異世界へいざなう怪奇譚「湯布院奇行」。その雰囲気を損なわないように、聴いた方が余韻を感じられるような朗読を意識しました。
オーディブルには珍しく2時間少しと短めの“聴く読書”体験。
楽しんでいただけますように。

<燃え殻>
安藤政信さんと芦那すみれさんの朗読で辿る「湯布院奇行」の世界は、知らない土地で、遠く知らない時代からずっと語り継がれてきた昔話のように聴こえて、自分が書いた文章とはまた別の物語でした。
聴き入りました。

◆「湯布院奇行」
著者:燃え殻
ナレーター:安藤政信、芦那すみれ
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【出演者プロフィール】
●安藤政信(アンドウ マサノブ)
1975年生まれ。俳優。1996年、映画「キッズ・リターン」で主演を務めデビュー。デビュー作ながら高い演技力が評価され、多数の映画賞を受賞し話題となった。1998年「イノセントワールド」、2001年「サトラレ」、2009年「花の生涯 梅蘭芳」など、映画を中心に活躍している。

●芦那すみれ(アシナ スミレ)
俳優。2011年より「bomi」名義でソロシンガーとして活躍、2012年にメジャーデビュー。歌唱表現を続ける中で、次第に演技にも興味を持ち始め「芦那すみれ」名義での俳優活動を開始。2015年、PARCO主催の21世紀の女優発掘プロジェクト舞台「転校生」のオーディションで、約70倍という倍率を勝ち抜く。翌年、行定勲監督作品「ジムノペディに乱れる」ではヒロインに抜擢され、以後映画を中心に様々な作品に出演。近年では多数のCMにも出演している。

【原作者プロフィール】
●燃え殻(もえがら)
1973年生まれ。小説家、エッセイスト、テレビ美術制作会社企画。WEBで配信された初の小説は連載中から大きな話題となり、2017年刊行のデビュー作「ボクたちはみんな大人になれなかった」はベストセラーに。同作は2021年秋、Netflixで森山未來主演により映画化、全世界に配信されている。エッセイも好評を博し、著書に「すべて忘れてしまうから」「夢に迷って、タクシーを呼んだ」「相談の森」「これはただの夏」「それでも日々はつづくから」がある。

■Audible(オーディブル)とは
いつでもどこでも気軽に音声でコンテンツを楽しむことができる、世界最大級のオーディオエンターテインメントサービス。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる豊富なオーディオブックや、ニュースからお笑いまでバラエティあふれるプレミアムなポッドキャストなどを取り揃えている。日本向けの会員プランでは、会員特典として12万以上の対象作品を聴き放題で楽しめる。再生速度の調整やスマホでのオフライン再生にも対応。

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