ソニーグループ子会社で、半導体の生産を手がけるソニーセミコンダクタソリューションズは25日、熊本県合志市に約27万平方メートルの土地を取得すると発表した。同日に開催した事業説明会の資料で開示した。
ソニーは、合志市に半導体の新工場の建設を検討していることが明らかになっている。取得する土地に新工場を建設し、同社が強みを持つスマートフォン向けのセンサーを生産する可能性がある。
ソニーは画像センサーの世界大手で、熊本県菊陽町で最先端のセンサーを製造している。世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)などと組んだ半導体工場の建設も進めている。