東京円、139円台前半 金利差拡大で円売り優勢

 25日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=139円台前半で取引された。市場で米国が利上げを継続するとの観測が強まり、日米の金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢だった。

 午前10時現在は前日比76銭円安ドル高の1ドル=139円40~41銭。ユーロは33銭円安ユーロ高の1ユーロ=149円83~89銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が前日、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げの可能性を示唆。公表された5月のFOMCの議事録でも、一部の出席者が追加利上げを正当化する発言をしたことが確認され、米長期金利が上昇した。

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