気象庁によると、非常に強い台風2号は24日午後6時現在、マリアナ諸島を時速10キロの速さで北西に進んでいる。中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速70メートルで、中心から半径390キロ以内に風速15メートル以上の強い風が吹いている。
沖縄気象台によると、台風は、今後発達しながらフィリピンの東を西北西へ進み、29日頃から沖縄地方に接近する恐れがある。同午後3時の予報では、非常に強い勢力を維持したまま沖縄の南の海上に進み、宮古・八重山地方に接近する可能性がある。
沖縄地方の沿岸の海域では27日頃からうねりを伴いしける見込み。台風の進路によっては28日頃から大しけとなる恐れがある。
(慶田城七瀬)