植物スポットガイドをリニューアル 園全体の四季の花々を紹介 佐世保・森きらら 28日から

薄紫色の小さな花を咲かせるラムズイヤーを紹介する山口さん=佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)のスタッフが園内植物を紹介する「植物スポットガイド」の内容を28日からリニューアルする。紹介範囲を広げて、四季折々の花々を解説していく。
 同ガイドは2019年春に開始。絶滅危惧種の植物などを保護する「ビオトープ」と「観賞温室」の生き物を紹介してきた。園にはこれらの場所以外にも日本庭園やハーブ園など植物を楽しめる場所があることから、園全体の花々を知ってもらおうとリニューアルすることにした。
 現在、ハーブ園にある「ラムズイヤー」は、薄紫色の小さな花をまとまって咲かせており、7月ごろまで楽しめそう。担当スタッフの山口夏実さんは、「季節ごとに楽しめる花を紹介することで植物園の側面も多くの人に知ってもらえたら」と笑顔で話した。
 ガイドは日曜、祝日の午後1時15分から。申し込み不要。参加費は無料だが入園料は必要。問い合わせは同園(電0956.28.0011)。

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