中国文化に理解深める 諫早商高生50人 駐長崎総領事と交流

総領事の話に熱心に耳を傾ける生徒たち=諫早市、県立諫早商業高

 長崎県立諫早商業高の生徒50人が23日、諫早市宇都町の同校で、張大興中国駐長崎総領事と交流し、中国文化への理解を深めた。
 国際コミュニケーション科の2年生24人、3年生26人が中国語の歌で歓迎。張総領事は長崎と中国の友好の歴史や総領事館の役割などを紹介し、「相互理解と友情の促進に皆さんも参加してほしい」と呼びかけた。生徒たちは中国語で総領事の好きな食べ物や趣味などを質問。和やかな雰囲気で親睦を深めた。
 総領事は取材に「友好の基礎があれば、両国の関係も良い方に向かい、発展すると思う。コロナ禍後は対面での交流活動を増やしていきたい」と述べた。
 3年の中島里菜さん(17)は「中国にさらに興味が湧いた。もっと勉強してスムーズに中国語が話せるようになりたい。将来は中国の友人をつくり、教えてもらった文化を他の人に伝えられるようになりたい」と笑顔で話した。

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