小学校で男児に液体、長野 けがなし、男を事情聴取

 25日午前8時15分ごろ、長野市篠ノ井東福寺の市立篠ノ井東小の敷地内に男が侵入し、男児1人に液体をかけて、逃走した。長野県警によると、男児は低学年で、けがはなかった。その後、特徴が似た男を発見し事情を聴くとともに、詳しい状況を調べている。

 県警によると、男は敷地内で男児を追いかけ、ペットボトルのようなものに入った黄色い液体を男児にかけた。男は黒の長袖を着て紺色のズボンをはいていた。

 現場はJR信越線篠ノ井駅から約3.5キロ東で、田畑が広がり住宅が点在する地域。近くに住む女性(79)は「普段は静かな場所。大変なことが起きて不安だ」と話した。

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